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        <title>あずまっくす のチキンレンズ</title>
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            <title>便利な便利なリンク集♪</title>
            <description><![CDATA[<p>/<a href="http://www.1stbit.co.jp/">携帯サイト制作や携帯サイト\構\築そしてSEOのファーストビット(Japanese Site)</a> /<a href="http://www.firstchecker.jp/">ファーストチェッカー</a> /<a href="http://noni.ryukyuichiba.co.jp/">ノニジュースはこちら</a> /<a href="http://1bit.jp/">モバイルSEOの1STBIT</a> /<a href="http://super-rx.com/">歯医者の口コミ情報サイトなら歯医者情報局へ</a> /<a href="http://es12.jp/">産婦人科の口コミ情報サイトなら産婦人科検索局</a> /<a href="http://完熟アップルマンゴー.jp/">マンゴーの通販サイト美味しいよ☆</a> /<a href="http://mn5.jp/">こっちも沖縄のマンゴーの通販サイト</a> /<a href="http://pc.karakon.jp/">こっちはカラコンの激安通販サイト</a> /<a href="http://karakon.jp/">こっちは携帯のカラコンの激安通販サイト</a> /<a href="http://hompe.jp/">札幌のホームページ制作オススメ</a> /<a href="http://5958.jp/">ドラゴンボール</a> /<a href="http://sittersnet.jp/">ベビーシッター</a> /<a href="http://jikeiheart.jp/">痔になったら・・</a> /<a href="http://acem-cat.com/">美容は美容整形外科に行く時代になりました</a> /<a href="http://memotex.jp/">心療内科・精神科の口コミ情報も便利ですね</a> /<a href="http://ftlgifts.com/">小児科の口コミ情報も知ってると差がつきますね</a> /<a href="http://kenpo-chiba.jp/">幼稚園・保育園の口コミ情報も親としては気になります</a> /<a href="http://sake-taiwa.jp/">整体やマッサージの口コミ情報も見逃せない</a> /<a href="http://sapporo-dia.jp/">他人に相談できない性病のことは・・</a> /<a href="http://kisekae.1stbit.co.jp/">きせかえツールの制作と見積もりならファーストビットのきせかえツール製作サービスへ！</a></p>]]></description>
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            <pubDate>Tue, 15 Jul 2008 17:07:13 +0900</pubDate>
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            <title>あずまっくすで上位表示されたら・・・</title>
            <description>面白い動画を載っけちゃおうかな♪</description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">あずまっくすのチキンレンズ</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 09 Apr 2008 19:19:09 +0900</pubDate>
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            <title>結局のところ</title>
            <description><![CDATA[<p>なんのかんの言っても、世界最高の検索エンジンは<a href="http://www.google.co.jp/">google先生</a>ですよね。</p>
<p>と、ヨイショしてみるテスト☆</p>]]></description>
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            <pubDate>Mon, 07 Apr 2008 05:36:45 +0900</pubDate>
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            <title>走れあずまっくす！</title>
            <description><![CDATA[あずまっくすは激怒した。必ず、かの邪智暴虐（じゃちぼうぎゃく）の王を除かなければならぬと決意した。あずまっくすには政治がわからぬ。あずまっくすは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明あずまっくすは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此（こ）のシラクスの市にやって来た。あずまっくすには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿（はなむこ）として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。あずまっくすは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。あずまっくすには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにあずまっくすは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなあずまっくすも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈（はず）だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺（ろうや）に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。あずまっくすは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。<br />「王様は、人を殺します。」<br />「なぜ殺すのだ。」<br />「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」<br />「たくさんの人を殺したのか。」<br />「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣（よつぎ）を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」<br />「おどろいた。国王は乱心か。」<br />「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」<br />　聞いて、あずまっくすは激怒した。「呆（あき）れた王だ。生かして置けぬ。」<br />　あずまっくすは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、巡邏（じゅんら）の警吏に捕縛された。調べられて、あずまっくすの懐中からは短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。あずまっくすは、王の前に引き出された。<br />「この短刀で何をするつもりであったか。言え！」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以（もっ）て問いつめた。その王の顔は蒼白（そうはく）で、眉間（みけん）の皺（しわ）は、刻み込まれたように深かった。<br />「市を暴君の手から救うのだ。」とあずまっくすは悪びれずに答えた。<br />「おまえがか？」王は、憫笑（びんしょう）した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」<br />「言うな！」とあずまっくすは、いきり立って反駁（はんばく）した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」<br />「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟（つぶや）き、ほっと溜息（ためいき）をついた。「わしだって、平和を望んでいるのだが。」<br />「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどはあずまっくすが嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」<br />「だまれ、下賤（げせん）の者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔（はりつけ）になってから、泣いて詫（わ）びたって聞かぬぞ。」<br />「ああ、王は悧巧（りこう）だ。自惚（うぬぼ）れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、あずまっくすは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」<br />「ばかな。」と暴君は、嗄（しわが）れた声で低く笑った。「とんでもない嘘（うそ）を言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」<br />「そうです。帰って来るのです。」あずまっくすは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」<br />　それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑（ほくそえ）んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙（だま）された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかいう奴輩（やつばら）にうんと見せつけてやりたいものさ。<br />「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」<br />「なに、何をおっしゃる。」<br />「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」<br />　あずまっくすは口惜しく、地団駄（じだんだ）踏んだ。ものも言いたくなくなった。<br />　竹馬の友、セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニスの面前で、佳（よ）き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。あずまっくすは、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言で首肯（うなず）き、あずまっくすをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。あずまっくすは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。<br />　あずまっくすはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌（あく）る日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。あずまっくすの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊（こんぱい）の姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。<br />「なんでも無い。」あずまっくすは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」<br />　妹は頬をあからめた。<br />「うれしいか。綺麗（きれい）な衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」<br />　あずまっくすは、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。<br />　眼が覚めたのは夜だった。あずまっくすは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄（ぶどう）の季節まで待ってくれ、と答えた。あずまっくすは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺（こら）え、陽気に歌をうたい、手を拍（う）った。あずまっくすも、満面に喜色を湛（たた）え、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。あずまっくすは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。あずまっくすは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。あずまっくすほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然、歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、<br />「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」<br />　花嫁は、夢見心地で首肯（うなず）いた。あずまっくすは、それから花婿の肩をたたいて、<br />「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、あずまっくすの弟になったことを誇ってくれ。」<br />　花婿は揉（も）み手して、てれていた。あずまっくすは笑って村人たちにも会釈（えしゃく）して、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。<br />　眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。あずまっくすは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。あずまっくすは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、あずまっくすは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。<br />　私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の奸佞（かんねい）邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若い時から名誉を守れ。さらば、ふるさと。若いあずまっくすは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止（や）み、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。あずまっくすは額（ひたい）の汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに王城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気（のんき）さを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧（わ）いた災難、あずまっくすの足は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫（はんらん）し、濁流滔々（とうとう）と下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵（こっぱみじん）に橋桁（はしげた）を跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟（けいしゅう）は残らず浪に浚（さら）われて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。あずまっくすは川岸にうずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮（しず）めたまえ、荒れ狂う流れを！　時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」<br />　濁流は、あずまっくすの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽（あお）り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はあずまっくすも覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ！　濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。あずまっくすは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻（か）きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍（れんびん）を垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。あずまっくすは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の山賊が躍り出た。<br />「待て。」<br />「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」<br />「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」<br />「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」<br />「その、いのちが欲しいのだ。」<br />「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」<br />　山賊たちは、ものも言わず一斉に棍棒（こんぼう）を振り挙げた。あずまっくすはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、その棍棒を奪い取って、<br />「気の毒だが正義のためだ！」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙（すき）に、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石（さすが）に疲労し、折から午後の灼熱（しゃくねつ）の太陽がまともに、かっと照って来て、あずまっくすは幾度となく眩暈（めまい）を感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。ああ、あ、濁流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ち倒し韋駄天（いだてん）、ここまで突破して来たあずまっくすよ。真の勇者、あずまっくすよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。愛する友は、おまえを信じたばかりに、やがて殺されなければならぬ。おまえは、稀代（きたい）の不信の人間、まさしく王の思う壺（つぼ）だぞ、と自分を叱ってみるのだが、全身萎（な）えて、もはや芋虫（いもむし）ほどにも前進かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。身体疲労すれば、精神も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者に不似合いな不貞腐（ふてくさ）れた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、できる事なら私の胸を截（た）ち割って、真紅の心臓をお目に掛けたい。愛と信実の血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。けれども私は、この大事な時に、精も根も尽きたのだ。私は、よくよく不幸な男だ。私は、きっと笑われる。私の一家も笑われる。私は友を欺（あざむ）いた。中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じ事だ。ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。セリヌンティウスよ、ゆるしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を、欺かなかった。私たちは、本当に佳い友と友であったのだ。いちどだって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことは無かった。いまだって、君は私を無心に待っているだろう。ああ、待っているだろう。ありがとう、セリヌンティウス。よくも私を信じてくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝なのだからな。セリヌンティウス、私は走ったのだ。君を欺くつもりは、みじんも無かった。信じてくれ！　私は急ぎに急いでここまで来たのだ。濁流を突破した。山賊の囲みからも、するりと抜けて一気に峠を駈け降りて来たのだ。私だから、出来たのだよ。ああ、この上、私に望み給うな。放って置いてくれ。どうでも、いいのだ。私は負けたのだ。だらしが無い。笑ってくれ。王は私に、ちょっとおくれて来い、と耳打ちした。おくれたら、身代りを殺して、私を助けてくれると約束した。私は王の卑劣を憎んだ。けれども、今になってみると、私は王の言うままになっている。私は、おくれて行くだろう。王は、ひとり合点して私を笑い、そうして事も無く私を放免するだろう。そうなったら、私は、死ぬよりつらい。私は、永遠に裏切者だ。地上で最も、不名誉の人種だ。セリヌンティウスよ、私も死ぬぞ。君と一緒に死なせてくれ。君だけは私を信じてくれるにちがい無い。いや、それも私の、ひとりよがりか？　ああ、もういっそ、悪徳者として生き伸びてやろうか。村には私の家が在る。羊も居る。妹夫婦は、まさか私を村から追い出すような事はしないだろう。正義だの、信実だの、愛だの、考えてみれば、くだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜い裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。やんぬる哉（かな）。――四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。<br />　ふと耳に、潺々（せんせん）、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々（こんこん）と、何か小さく囁（ささや）きながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにあずまっくすは身をかがめた。水を両手で掬（すく）って、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復（かいふく）と共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行の希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である。斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ！　あずまっくす。<br />　私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。あずまっくす、おまえの恥ではない。やはり、おまえは真の勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい！　私は、正義の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、ゼウスよ。私は生れた時から正直な男であった。正直な男のままにして死なせて下さい。<br />　路行く人を押しのけ、跳（は）ねとばし、あずまっくすは黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴（け）とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。一団の旅人と颯（さ）っとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの男も、磔にかかっているよ。」ああ、その男、その男のために私は、いまこんなに走っているのだ。その男を死なせてはならない。急げ、あずまっくす。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。風態なんかは、どうでもいい。あずまっくすは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、シラクスの市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。<br />「ああ、あずまっくす様。」うめくような声が、風と共に聞えた。<br />「誰だ。」あずまっくすは走りながら尋ねた。<br />「フィロストラトスでございます。貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」その若い石工も、あずまっくすの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの方（かた）をお助けになることは出来ません。」<br />「いや、まだ陽は沈まぬ。」<br />「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら！」<br />「いや、まだ陽は沈まぬ。」あずまっくすは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。<br />「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、あずまっくすは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」<br />「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い！　フィロストラトス。」<br />「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいい。」<br />　言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、あずまっくすは走った。あずまっくすの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、あずまっくすは疾風の如く刑場に突入した。間に合った。<br />「待て。その人を殺してはならぬ。あずまっくすが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉（のど）がつぶれて嗄（しわが）れた声が幽（かす）かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。あずまっくすはそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ、<br />「私だ、刑吏！　殺されるのは、私だ。あずまっくすだ。彼を人質にした私は、ここにいる！」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧（かじ）りついた。群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。セリヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。<br />「セリヌンティウス。」あずまっくすは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若（も）し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」<br />　セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯（うなず）き、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くあずまっくすの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑（ほほえ）み、<br />「あずまっくす、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」<br />　あずまっくすは腕に唸（うな）りをつけてセリヌンティウスの頬を殴った。<br />「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。<br />　群衆の中からも、歔欷（きょき）の声が聞えた。暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。<br />「おまえらの望みは叶（かな）ったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」<br />　どっと群衆の間に、歓声が起った。<br />「万歳、王様万歳。」<br />　ひとりの少女が、緋（ひ）のマントをあずまっくすに捧げた。あずまっくすは、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。<br />「あずまっくす、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、あずまっくすの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」<br />　勇者は、ひどく赤面した。]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">あずまっくすのチキンレンズ</category>
            
            
            <pubDate>Sun, 06 Apr 2008 00:33:34 +0900</pubDate>
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            <title>根性付けさせてくださいよ！</title>
            <description><![CDATA[<p>むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんとチキンレンズが住んでいました。<br />　おじいさんは山へしばかりに、おばあさんとチキンレンズは川へせんたくに行きました。<br />　おばあさんとチキンレンズが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。<br />「おや、これは良いおみやげになるわ」<br />　おばあさんとチキンレンズは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。<br />　そして、おじいさんとおばあさんとチキンレンズが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと、中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。<br />「これはきっと、神さまがくださったにちがいない」<br />　子どものいなかったおじいさんとおばあさんとチキンレンズは、大喜びです。<br />　桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんとチキンレンズはあずまっくすと名付けました。<br />　あずまっくすはスクスク育って、やがて強い男の子になりました。<br />　そしてある日、あずまっくすが言いました。<br />「ぼく、鬼ヶ島(おにがしま)へ行って、わるい鬼を退治します」<br />　そして、おばあさんとチキンレンズにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。<br />　旅の途中で、イヌに出会いました。<br />「あずまっくすさん、どこへ行くのですか？」<br />「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」<br />「それでは、お腰に付けたきび団子を１つ下さいな。おともしますよ」<br />　イヌはきび団子をもらい、あずまっくすのおともになりました。<br />　そして、こんどはサルに出会いました。<br />「あずまっくすさん、どこへ行くのですか？」<br />「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」<br />「それでは、お腰に付けたきび団子を１つ下さいな。おともしますよ」<br />　そしてこんどは、キジに出会いました。<br />「あずまっくすさん、どこへ行くのですか？」<br />「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」<br />「それでは、お腰に付けたきび団子を１つ下さいな。おともしますよ」<br />　こうして、イヌ、サル、キジの仲間を手に入れたあずまっくすは、ついに鬼ヶ島へやってきました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。<br />「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ！」<br />　イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。<br />　そしてあずまっくすも、刀をふり回して大あばれです。<br />　とうとう鬼の親分が、<br />「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」<br />と、手をついてあやまりました。<br />　あずまっくすとイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。<br />　おじいさんとおばあさんとチキンレンズは、あずまっくすの無事な姿を見て大喜びです。<br />　そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしましたとさ。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">あずまっくすのチキンレンズ</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 03:56:21 +0900</pubDate>
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            <title>満開あずまっくす</title>
            <description><![CDATA[<p>むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。<br />　二人は子どもがいなかったので、あずまっくすというイヌをとてもかわいがっていました。<br />　ある日、あずまっくすが畑でほえました。<br />「ここほれワンワン、ここほれワンワン」<br />「おや？　ここをほれと言っているのか。よしよし、ほってやろう」<br />　おじいさんがほってみると、<br />「ややっ、これはすごい！」<br />　なんと、地面の中から大判小判がザクザクと出てきたのです。<br />　この話を聞いた、となりの欲ばりじいさんが、<br />「わしも、大判小判を手に入れる。おめえのあずまっくすを、わしに貸してくれや」<br />　欲ばりじいさんは、あずまっくすを無理矢理畑に連れて行きました。<br />　そして、いやがるあずまっくすがキャンキャンないたところをほってみると、くさいゴミがたくさん出てきました。<br />「この役立たずのイヌめ！」<br />　怒ったよくばりじいさんは、なんと、あずまっくすを殴り殺してしまったのです。<br />　あずまっくすを殺されたおじいさんとおばあさんは、なくなく、あずまっくすを畑にうめてやると、棒(ぼう)を立ててお墓を作りました。<br />　次の日、おじいさんとおばあさんがあずまっくすのお墓参りに畑へ行ってみると、あずまっくすのお墓の棒が、ひと晩のうちに大木になっていたのです。<br />　おじいさんとおばあさんは、その木で臼(うす)を作って、おもちをつきました。<br />　すると不思議な事に、もちの中から宝物がたくさん出てきました。<br />　それを聞いた、欲ばりじいさんは、<br />「わしも、もちをついて宝を手に入れる。おめえの臼を、わしに貸してくれや」<br />と、臼を無理矢理かりると、自分の家でもちをついてみました。<br />　しかし、出てくるのは石ころばかりで、宝物は出てきません。<br />「いまいましい臼め！」<br />　怒った欲ばりじいさんは、臼をオノでたたきわると、焼いて灰にしてしまいました。<br />　大切な臼を焼かれたおじいさんは、せめて灰だけでもと、臼を焼いた灰をザルに入れて持ち帰ろうとしました。<br />　その時、灰が風に飛ばされて、枯れ木にフワリとかかりました。<br />　すると、どうでしょう。<br />　灰のかかった枯れ木に、満開の花が咲いたのです。<br />　おじいさんは、うれしくなって。<br />「枯れ木に花を咲かせましょう。パアーッ」<br />と、いいながら、次々に灰をまいて、枯れ木に美しい花を咲かせました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　ちょうどそこへ、お城のお殿さまが通りかかりました。<br />「ほう、これは見事じゃ」<br />　お殿さまはたいそう喜んで、おじいさんにたくさんのほうびをあげました。<br />　それを見ていた欲ばりじいさんが、<br />「おい、わしも花を咲かせてほうびをもらう。その灰を、わしによこせ！」<br />　無理矢理に灰を取り上げると、お殿さまに言いました。<br />「殿さま、この灰はわしの物です。わしが枯れ木に花を咲かせますから、わしにもほうびを下さい。バァーッ！」<br />　欲ばりじいさんは、殿さまの前でたくさん花を咲かせようと、灰をいっせいにまきました。<br />　すると灰がお殿さまの目に入って、欲ばりじいさんはお殿さまの家来にさんざん殴られたということです。</p>]]></description>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">あずまっくすのチキンレンズ</category>
            
            
            <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 03:27:36 +0900</pubDate>
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            <title>チキンレンズ物語</title>
            <description><![CDATA[<p>むかしむかし、おじいさんの家の裏山に、性悪のあずまっくすが住んでいました。<br />おじいさんがせっせと畑で働いていますと、あずまっくすは<br />「やーい、チキンレンズ。チキンレンズ。いくらまいてもなんにもならん！」と、悪口を言い、<br />夜になると、「根性付けさせてくださいよ！」と逆ギレしながら、おじいさんの畑からせっかくまいた種やイモをぬすんでいきます。</p>
<p>怒ったおじいさんは、畑にワナをしかけてあずまっくすをつかまえました。<br />そして、あずまっくすを家の天井につるし、おばあさんに「今夜はチキンレンズにしよう」と言うと、そのまま畑仕事にでかけました。<br />おじいさんがいなくなると、あずまっくすは人のよいおばあさんに言いました。<br />「おばあさん、おばあさん。こんな風につるされて、わたしもすっかり懲りました。もう悪いことはしませんよ、本当に。お詫びに、あずまっくす秘伝の、うまいまんじゅうを作ってあげましょう。とってもおいしいので、おじいさんが喜びますよ。」</p>
<p>そういうので、おばあさんはあずまっくすの縄をほどいてやりました。</p>]]></description>
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            <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 03:07:06 +0900</pubDate>
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